フッ素って何？
こんにちは。
鳥取市の歯医者「かすやファミリー歯科」院長の加須屋です。
久しぶりの投稿になります。
本日は、歯磨き粉や歯医者で使われるフッ素について説明します。
まずフッ素と聞いてキケンと思われている方もおられるかもしれませんが、歯磨き粉や歯科医院で使用されているのはフッ化物であり全くの別物です。フッ素はキケンな物質ですが、フッ化物は安全性の高いものです。
世間では総称してフッ素塗布と言われていますが、歯科医院ではフッ化物を使用していますので安心してください。
それではそのフッ化物にはどのような効果があるか説明します。
①歯の修復を促進
酸（虫歯菌が産生する）により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと（再石灰化）を促進します
②歯の質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、虫歯への抵抗力を高めます
③菌の働きを弱める
虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます
上記のようにフッ素には虫歯を予防する効果が多く含まれています。特に②歯の質を強化は生えたての歯に非常に効果的なため、子供の頃から適量のフッ素濃度が含まれた歯磨き粉で毎日歯磨きすることと、３ヶ月ごとに高濃度のフッ素を歯科医院で塗布してもらうことを推奨します。
当院では保険診療範囲内でフッ素塗布をしていますので、まだフッ素塗布したことがないお子さんや、以前したことはあるがしばらくフッ素塗布してないお子さんは、ご相談ください。
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かすやファミリー歯科
院長 加須屋 浩
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