６歳臼歯は歯の王様
こんにちは。
鳥取市の歯医者「かすやファミリー歯科」院長の加須屋です。
年長さんのお子さんがおられるご家庭では、幼稚園や保育園で６歳臼歯の講話があると思いますが、なぜ大切なのでしょうか？
本日は６歳臼歯について説明します。
まず６歳臼歯は何かと言いますと、６歳頃に乳歯のさらに奥から生える永久歯です。
６歳臼歯は歯の王様と呼ばれ、永久歯の中で一番噛む力が強く、噛む力の３分の１を受け持っています。また歯並びや噛み合わせの中心となり、非常に重要な歯になります。
ですが奥から生えるので気づきにくく、生えたての歯は表面が弱く虫歯になりやすいのです。なのでこの時期に虫歯にならにように予防することが大切になってきます。
虫歯にならないためには①歯磨き方法 ②フッ素の使用 が大切になってきます。
まず歯磨きの方法ですが、歯ブラシの毛先を乳歯の咬む面に合わせると、６歳臼歯には届かないので、やや口を開ける量を少なくし、歯ブラシを横から水平気味に入れると届きやすいです。またフロスも併用しましょう。
フッ素の使用ですが、フッ素入りの歯磨き粉(1450ppm) ＋ ３ヶ月毎の歯科医院でのフッ素塗布(9000ppm) が非常に大切になってきます。以前の投稿でもフッ素の効果や濃度について書いてますので参考にしてください。生えたての歯はフッ素をよく取り込むので、この時期にしっかりとフッ素を使用しましょう。
６歳臼歯を守ることは、将来の口の健康に非常に大事ですので、まずはお子さんの口の中を確認してみてください。６歳臼歯が生えてきているようであれば必ず歯科医院でフッ素塗布をしてもらうことをオススメします！うちの子、６歳臼歯生えてるか分からないや、フッ素塗布したことがないとか何かありましたらご相談ください。子供の将来の健康をサポートします！
鳥取市で歯医者をお探しなら
かすやファミリー歯科
院長 加須屋 浩
投稿者:
