口腔外科

インプラント治療について

インプラント

虫歯や歯周病、事故などによって歯を失ったときに、その機能性・審美性を取り戻すために行われる治療です。入れ歯やブリッジとは異なり自費診療となりますが、天然歯のように強く噛め、天然歯のように美しい見た目を再現できます。

メリット

デメリット

かすやファミリー歯科のインプラント治療へのこだわり

歯科用CTによる正確な診断

神経や血管の位置、顎の骨の状態などを立体画像で確認できる歯科用CTを導入しています。
正確な診断により、治療の安全性を高めます。

高品質インプラントを採用

当院ではモリタ社のSPIインプラントシステムを採用しています。高品質なインプラントは一般的に信頼性が高く、多くの臨床経験と実績があるので患者様にも安心して治療を受けていただけます。

サージカルガイドの併用が可能

インプラントを理想的な位置・角度・深さに埋入する「サージカルガイド」を使用することが可能です。人の手によるブレをなくし、審美性と機能性を両立したインプラント治療を実現します。

骨造成にも対応

顎の骨の吸収が進んでいる場合などには、「GBR」といった骨造成によって、骨の幅や量を確保します。

費用

インプラント 1本 350,000円~450,000円

※税込み価格です。

親知らずについて

親知らず

親知らずとは、前歯から数えて8番目の歯のことです。必ず抜かなければならない歯ではありませんが、痛みや炎症などが起きていたり、お口の健康を害する可能性が出てきたりする場合には、抜歯を検討します。 以下のような症状・お悩みがございましたら、お気軽に当院にご相談ください。なお無症状の場合も、20歳頃に一度親知らずの状態を調べてもらうことをおすすめします。

歯科用CTを活用した安全性の高い抜歯

歯科用CTでは、歯の根や顎の骨の状態、近くの神経・血管の位置を正確に把握することができます。必要に応じてCT検査を行い、十分な安全性の確保に努めます。

口腔外科によるそのほかの治療について

歯根端切除

神経が侵されるほどの重度の虫歯になった場合、その歯を残すために根管治療が行われます。
ただ、根管治療で根管を洗浄・消毒して薬剤を詰めても、治療後に歯の根の先端に炎症が残ってしまうことがあります。
歯根端切除は、こういった場合に歯茎からアプローチして歯の根の炎症部を取り除き、症状の改善と歯の延命を図る治療です。

歯牙移植

親知らずなどの不用歯を、虫歯などで歯を失ったところへ移植する治療です。
インプラントや入れ歯とは異なり、歯根膜(天然歯の根を覆う膜)ごと移植する治療です。歯根膜があることで、噛んだときにも自然な感覚が得られます。歯根膜はクッションの役割を果たしており、歯そのものへの負担も軽減されます。
治療の難易度は高く、親知らずが健康であるなどの条件を満たす必要がありますが、先述したメリットは人工物では得られないものですので、当院では積極的に行っています。
移植部位や親知らずの状態によっては、必ずしも成功する処置ではありません。

顎関節症

顎を動かしたときの異音、口を大きく開けられない、顎が痛いといった症状を伴う病気です。
歯ぎしりや食いしばり、歯並び・噛み合わせ不良、ストレス、頬杖、うつぶせ寝、不良姿勢など、さまざまな原因が重なって発症するものであり、原因を絞るのに時間がかかることもあります。
当院では、顎関節への負担を軽減するマウスピースを就寝中に装着するスプリント療法、習慣や姿勢の改善のための指導・アドバイスによる顎関節治療を行っています。

良性腫瘍

口腔粘膜が隆起して形成される線維腫、小唾液腺が出ている管が傷つく事で生じる粘液嚢胞などの切除を行います。
また、口腔がんとの鑑別も可能です。より高度な検査や治療が必要になった場合には、速やかに提携する病院へとご紹介します。

外傷

転倒やスポーツ中の事故などでできた口内の傷、歯の外傷(歯が欠けた・抜けた)などの治療を行います。
歯が欠けてから・抜けてから受診までの対処法については、次のことにご留意ください。
①欠けたところ(断面)、歯の根には触れず、歯冠部(普段から見えている部分)を持って拾います。
②牛乳、歯の保存液(薬局で購入できます)、生理食塩水のいずれかに歯を浸します。
③速やかに歯科医院を受診します。事前に電話で状況をお知らせくださいましたら、よりスムーズな受け入れが可能です。